むちうちは、専門用語で頸椎捻挫（けいついねんざ）といいます。頸椎とは頭を支えている骨のことであり、人間を含む哺乳動物のほとんどは７つの頸椎で首を支えているのです。スポーツで足をねんざするのと同じように、事故の衝撃で首を構成する頚椎が激しく振られると、この頸椎がねんざしてしまいます。首が支えている頭は大変重いものです。ボーリング玉１個分に匹敵する重さがあるため、その重みで前後に振られてしまいます。

むちうちは、気づきにくいケガとも言われています。理由は、事故の直後はあまり痛まないあるいは痛みがないという状態が、時間が経過してから強く痛むようになるためです。

脳が生み出すアドレナリンに原因があります。交通事故のような刺激を受けると脳はアドレナリンというホルモンを生み出します。アドレナリンは、痛みを感じにくくする作用があるのです。みどり整骨院グループにむちうちの治療に訪れる方でも「事故の後は痛くなかったのにどうして…」と困惑される方も少なくありません。

むちうちを放置してしまうと、頭痛やめまい、耳鳴りや冷え、しびれといった症状が現れ、日常生活に支障をきたすようになるため、早い段階の治療が大切です。むちうちは頸椎にダメージを受けることで症状が現れますが、頸椎は体の中で非常に重要な部位になります。頸椎には、手や足、背中に神経がいきわたる神経根があるなど重要な神経が通っています。

さらに胸椎や腰椎、仙椎と連なり、体全体を支えているのです。そのため頸椎周辺のバランスが乱れると、体全体のバランスが乱れます。

毎日体の不調に悩まされるといった最悪のケースを避けるために必要なのが、なるべく早く適切な治療を受けることなのです。

むちうちの症状や痛みの感じ方、その期間は人それぞれです。医療機関であれば、個々の体の状態に合わせるというよりも、3ヶ月～6カ月を一区切りとして考え、症状の有無に関わらず、治療を終了してしまうことがほとんどです。

みどり整骨院グループで行う治療は、訪れた患者様の１人１人に合わせて行うため、オーダーメイドの内容となります。

事故の衝撃で振られた首はもちろん、患者様が気になる点もしっかりと検査させていただきます。痛みを引き起こしている根本原因を見つけ出し、丁寧にアプローチしますので、「根本的に治したい」という方にもぴったりの施術内容です。

治療のほかに、なにかと大変な保険会社とのやりとりもサポートさせていただきます。患者様が治療に専念できる環境を整えて、スタッフ一同お待ちしております。